『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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<承前>
「お前ちょっと俺の、やってみてくんねえ?」
なんて事は無い、と言った顔で、コックはとんでもない事を言った。
俺に、てめぇのソレを、握れ、と?
とんでもない事を言われているのは分かるのに、俺の視線はコックのソレに引き寄せられた。ソレは何だか所在無げで、俺がどうにかしてやらなければならない様な気にさせられた。
勿論そんなのは気の迷いだ。単なる気の所為だ。けれど。
柔らかそうな金の茂みに佇んでいるソレに手を伸ばす。指先が触れる。温かさに、怯む。自分のモノと同じ様に、体温があり、適度に柔らかく、特殊な肌質の、ソレ。当たり前の事なのに、それは奇妙な事の様な気がした。
掌に馴染んでしまうその棒状を、柔々と握る。ゆっくりと上下させる。ソレを握ったらそうするのが当然だ。DNAかなにかに刷り込まれてるんだろう。未だくったりとしたままのソレは一捻りで潰せてしまいそうで強く刺激するのを躊躇う。乾燥していて、変な汗で湿り気を帯びる俺の掌に感触が心地良い。
数度往復しても、コックのソレは反応を示さなかった。
「お前、不感症か」
「失礼な。お前が下手なんじゃねえの?」
困惑して問うた俺に、困惑した顔のくせに失礼な発言で返したコックに舌打ちが漏れる。
思い出せ、自分のは、どう触る?
握って…上下させて…先端は親指の腹で撫でて…出て来たもん塗り付けて…括れを人差し指で刺激したり…。
しかし対面したこの状態では、指の付き方からしてそれは無理だ。
「やり辛ぇ」
俺はコックの背後に回り、コックを胸に抱き、腕を前に回す。コックの肩に顎を乗せ、自分のを握ってるつもりでコックのモノを握る。
身長が同じくらいな所為で、くっつかないと、見えないし、遠い。自然と体を密着させる。
つまり。
俺のモノが、コックの尻に密着する。
やばい。なんだこの感触。なんだこの弾力。
さっきまで自分で擦り、あまつさえコックの話やら視線やら見た目やらで既に半分勃ち上がっている俺のモノは、それをソコに擦り付ける事を要求してくる。馬鹿野郎、自重しろ。冷静になれ。
——なれるもんか。
擦り付ける。ごりごりとした感触が尻に伝わっているだろうに、コックはそれには知らん顔で俺の手元を、つまり自分のモノを見ている。
竿を上下に。先端をぐりぐりと。自分のモノはコックの尻に。どうにも手元に集中出来ない。息が荒くなってしまう。堪えきれずに口元をコックの首筋に当てると、手の中で反応があった。
こいつ、首が弱い?
荒い息を隠さずに唇を首筋に当てたまま丁寧に手を動かすと、ぴくりぴくりと蠢いた。唇を開いて、舌を出してみた。滑らかな肌を、舐める。
「んっ」
声が。
耳元で僅かに荒くなった呼吸音がする。
それは俺のモノまで更に固くさせた。
コックの口から漏れる、喘ぎ声とでも呼べそうな控えめな声が、俺の体を動かせる。
「あ、ん…」
<続く>
20130302,0402,0403,0417,0812,1101,1106
*明日で終わります。
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