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『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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3月2日付『百戦錬磨 1』続き
*引き続きゾロ崩壊

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 *****
      


<承前>

「どうやったら良いのか、教えてくんねえ?」

 それはつまり、自慰の方法を?
「な、何で俺」
「だってお前、よくやってるだろ?」
 何故それを。
「悶々とした顔で居なくなったかと思ったら晴れ晴れとした顔で帰ってくんだもん、分かるさ」
 うわあ恥ずかしい…。
 死ぬかと思う様な眩暈を耐えていると、サンジが下半身を露わにした。
 うわ、なにこいつ、イメージと違って結構立派…じゃなくて。
「何出してやがる!」
「出さなきゃ教えてもらえないだろ?」
 えええ? 本気で俺が教えんの?

「先ず、握るよな?」
 くったりとしているソレを、コックの白い指が掴む。
 卑猥だ。
「…女にされてた事思い出せば良いんじゃねえか?」
 渋々とアドバイスすると、コックは過去に思いを馳せる様に小首を傾げる。
「んー、俺もレディを気持ち良くさせるのに夢中だったしなあ。どうやって触られたかな…?」
 角度を変えて、指を当てている。手つきが覚束無い。
 自分のモノに向けていた視線を、首の角度はそのままに俺に向ける。つまり上目遣いだ。どうやるのか教えろと、先を促されている事くらいは分かる。
 が。
「竿握って、先っぽ撫でて、とか」
 我ながらあんまりな説明だ。頭の中で自分の自慰シーンを思い浮かべている訳だから情けないやら恥ずかしいやら。
「言葉じゃ上手くイメージ出来ねえよ。お前、やって見せてくんねえ?」
 俺がやって見せる?
 その意味する所を理解して、慌てた。
「ばっ、馬鹿、んなもん見せられるかっ」
「何だよ、自信ねえの?」
 ふふん、と笑ったコックに、——まんまと挑発された。
 俺は下着毎ボトムを下した。
「よく見とけ」
 俺のモノは既に半分勃ち上がっていた。
「お前…いつもそんな状態?」
「…朝だからだ」
 嘘だ。視覚情報で半分やられてた。

 コックが俺のモノを見ている。凝視、と言って良い、遠慮の無い視線。なんだかもうそれだけで、腹とモノの間の角度が、幾分か鋭角になる。
 見られて興奮するとか、まるで変態だ。
 やって見せろと言われ、見とけと答えた手前、もあるし、出してしまいたいのも事実で、自分のモノを握る。大体こうまでなってしまっては引っ込みがつかない。
 でも、コックの目の前で出すのは、あんまりだ。
 逡巡が手にも伝わり、上手く快感を引き出せない。

「お前も、やれよ」
 男の自慰行為を見ながらの自慰、なんかじゃ興奮出来なかろうが、致し方ない。見せろと言ったのはコックだ。
「ああ」
 俺のモノと手つきを見ていたコックが、再び自分のモノを弄りだした。

 コックのそれは、特に変化がない。触って刺激しているくせに。俺なんて、見てるだけでもいろいろやばいってのに。
「やっぱ、自分で触ってもなあ? 次に何が来るか分かる訳じゃん? いまいち、ぐっとこねえよなあ?」
 自分で弄るのを放棄したコックが、とんでもない事を言った。

「お前ちょっと俺の、やってみてくんねえ?」
<続く>



20130220,0221,0312,0410-0412
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