『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
26歳イケメン外科医が、とっても可愛可哀相なので、全力でふざけます。
701話までのネタバレを含みます。699話感想に書いた小話も流用。
ゾロサン前提。ローさんのキャラ崩壊。
ローがルフィ以外を何と呼ぶのか分からないので適当です。ご容赦を。
701話までのネタバレを含みます。699話感想に書いた小話も流用。
ゾロサン前提。ローさんのキャラ崩壊。
ローがルフィ以外を何と呼ぶのか分からないので適当です。ご容赦を。
*****
鼻の長い狙撃手がやおら立ち上がり、空瓶を片手に持ちそれを口の前に持って来た。マイクに見立てているらしい。
「第…何回か忘れたけど〜」
「忘れんな〜」
麦わら屋の茶々に応えながら、長鼻は続けた。
「うっせー、お前も忘れてんだろ、チキチキッどきっ!男だらけの大お風呂大会〜!」
「どんどんぱふぱふ〜!」
狸が鳴り物の口まねをしている。眉毛の巻いたコックが耳打ちしてきた。
「あのな、クソゴムとかクソマリモはな、放っとくと一週間とか平気で風呂入りやがんねえの。臭くて堪んねーんだよ。だからな?みんなまとめて入るんだわ」
骸骨も耳打ちしてくる。
「全員参加ですからね」
ロボが大仰なポーズと共に吼えた。
「サニーの風呂はスーパーにでかいぜ!」
担いで行かれそうになって、慌てて周囲を見ると、眉毛がエプロンを着用している。
「お前は入らないのか?」
「俺は毎日入浴してっから。風呂上がったらメシにするから、ちゃっちゃと入って来いよ」
「全員参加じゃないのか?」
眉毛と会話していると、海賊狩りが鯉口を切った。何事だ。
「てめえ、コックと風呂に入りてえのか」
何を言ってるんだこいつは。
海賊狩りに睨みつけられたまま、ロボに担がれて風呂場に運ばれた。
「おい、麦わら屋」
「なんだ?トラ男」
隣ででろんとしている麦わら屋は暢気に返事を寄越した。
「お前、能力者のくせに、湯船に浸かるのか?」
「皆一緒だから大丈夫だぞ?」
大きな二足歩行型に変形して掛け湯をしていた狸(最早狸ではない。ゴリラだ)がのんびりと言い、湯船に飛び込んだ。大きな水飛沫が一段落すると、そこにはでろんとしたトナカイが居た。ひょっとしてこいつは熊型にも変形出来るだろうか?
俺は服を剥ぎ取られて、麦わらの一味と風呂に放り込まれていた。力が抜ける。
相変わらず海賊狩りは俺を睨んでいる。なんとなく、身の危険を感じないでもない。海賊狩りの本能が騒ぐのだろうか。それとも、そちらの趣味のお方だろうか。怖えー。海賊狩り怖えー。
一刻も早く目的を達して、自分の船に帰りたい。
「おい、トラ男。いやローさん。や、トラファルガー様」
甲板でうとうとしていると、眉毛の囁きで目が覚めた。
「も一回あれ、やってくれ。ナミさんと俺の体替えるやつ。ロビンちゃんでも良いぞ。あー、レディの体をどうこうするのが抵抗あるってんなら、ほれ、あのクソガキとでも良いから。風呂入る前で良いから。何でもするから。頼む。頼んます、お願いしますっ!」
高圧的なのに土下座だ。
溜息まじりに告げた。
「俺の能力は、邪なものには使わねえ」
「よっ邪って何だよ!そんなんじゃねえよ!あのクソガキが羨ましいとかじゃねえよ!ロビンちゃんと風呂入りたいとかナミさんと同じベッドで眠りたいとかそんなんじゃねえよ!」
だだ漏れだ。
溜息しか出ない。激高しつつ自身の言葉で某かを想像したらしい眉毛は、涙と鼻血を同時に流している。
麦わら屋は大変だ。俺はクルーに恵まれたな。奴らは無事で居るだろうか。
ゾウで待つ仲間に思いを馳せていると、禍々しい気を感じた。咄嗟に刀の柄を掴む。
果たしてそこには、刀の柄に手を掛けた海賊狩りが居た。
「クソマリモ!てめえ邪魔すんじゃねえよ!」
眉毛が跳んで行く。
「うっせえてめえ、何でもするたあ何事だ!」
刀と脚の応酬。何なんだ一体。
「お前もっ」
矛先がこちらに来た。
「鼻の下伸ばしてんじゃねえ!クソコックに手ぇ出してみろ!たとえ七武海だろうと容赦しねえからな!」
ええーー?何それ。そういう事なの?
「てめっ!お客様に向かって何て事言うんだっ!」
眉毛の顔が、夜陰にも分かる程はっきりと赤い。そうなの。そういう事なの。もう勝手にしたら良いんじゃない?俺を巻き込むなよ。
早く自分の船に帰りたい。
麦わら屋のペースに毒されて、うっかり「パンは嫌いだ」などと言ってしまった。
変な形の眉を一瞬顰めた眉毛が「米は平気か?」と訊いてきた。
「好物だ」と応えると、「ならおにぎりにしてやる」と笑顔で言う。
「サンジのサンドイッチは美味いのに〜」と言う麦わら屋に「俺の飯は何でも美味いだろ」と怒号で返す眉毛。確かに夕食も美味かった。
眉毛の恋人であるらしい海賊狩りが俺を睨んで威嚇してくる。
「客だからだぞ、てめえだからじゃねえ、客だから特別扱いなんだからな」
げんなりする。
分かってるよ。そんな凄まなくても良いから。俺、お前程物好きじゃないから。
一刻も早く目的を達しよう。そして自分の船に帰るんだ。
20130225,0305,0319
チョッパーは水溜りに浸かったら、トナカイの姿に戻るって事で良いんでしょうか?
ゾロはローに対して完全に余裕無くしてたら良いと思います。そして「ふふん、コックは俺について来やがったぜ、七武海じゃなくってな!」って鼻息荒くしてれば良いんじゃない?
PR
この記事にコメントする
カレンダー
アーカイブ
ブログ内検索
最新記事
プロフィール
HN:
utae
性別:
女性
手書きブログ
リンク
忍者カウンター
忍者アナライズ
P R