『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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甲板での宴会がお開きになった深夜の事だった。
コックは片付けをし、俺は残りの酒をちびちびとやっていた。他の者は皆部屋に引き上げ、今頃高鼾をかいているだろう。
片付けが一段落したらしいコックが、にじり寄って来た。
「なぁ、ゾロ。触って?」
は?
と思ったし、言った気もするが、コックはそれに構わず俺の手を自身へと導いた。
未だ柔らかなそれは、自らの手で動かしている俺の手の中で時折震える。
俺は動揺しているのを気取られるのは嫌だと思い、
「俺のも触ってくれんのかよ?」
と言った。余裕綽々の振りをして。
コックのそれが、固くなった。
「勿論、フィフティフィフティ、だ」
コックの手が俺の手を離れ、俺自身に伸ばされる。
「もう興奮してんのかよ」
嘲る様なコックの声に、俺は自身の変調を知った。
つつ、とそれを辿るコックの指は、俺のベルトを外し、下着をずらし、俺自身を夜気に晒した。
口角を上げたコックの口が、俺自身に近付く。
何をされるのかは、想像がついた。しかし、牽制はせねばなるまい。
「俺は、咥えねぇぞ?」
小さく息を吐き「いいよ」と言った声が、俺を震わせた。
「んっ」
変な声が出た。マズイ。
負けたくない、と思ったのだと思う。俺は忙しなくコックの自身を表に出した。
すっかり滾っている。
握り込む。扱く。擦る。
「ンぁっ」
股間で変な声が漏れるのが聞こえた。ヨシ。
コックの舌が、纏わり付いている。ぬめぬめとしたざらざらが、俺を這い回る。吸い上げられる度、気を取られて、手の方が疎かになる。
負ける。
促す様に手を添えられて、腰が跳ねた。
俺の手はコックから離れた。コックの顔が上がり、口の端から白濁がとろりと流れ落ちるのを見た。コックの赤い舌がそれを舐め取るのを見た。コックの白い喉がこくんと上下するのを見た。コックの片頬が上がるのを見た。俺は、自身が再び充血するのを感じた。
急いでコックを押し倒し、未だ滾ったままのコックと、再び滾りだした俺を纏めて握り込んだ。性急に擦りあわせた。腰が動いた。俺の唇はコックの鎖骨の辺りを這い回った。
程なく、二人分の白濁が、二人の腹を汚した。
荒い息だけが聞こえる中で、俺はずっとコックに伸し掛ったままで居た。
気がつけばまもなく夜が明けようという頃合いで、俺の下にコックは居らず、俺は下半身を晒したまま、腹には乾いた白濁が残ったままの情けない姿で、甲板に転がっていた。
キッチンからはコックが立ち働く気配がしている。普段通りの一日が始まっていた。
一日中、コックは前夜の事など無かったかの様に振る舞っていた。
あんな事しておいて。
目配せだとか、意味有り気な視線だとか、セクシャルな目線だとか、そういったものは一切無く、普段通りの一日が終わろうとしていた。
シンクに向かっていたコックが作業を終えるタイミングを見計らって、背後に立った。そのまま腕を腹に回して、ベルトを外す。コックは作業を終えた手を空に浮かせたまま、されるがままになっている。ボトムが落ちるのを重力に任せると、俺はしゃがみ、コックの細腰を掴んでこちらを向かせた。目の前に有るコック自身を口に含む。
「咥えねぇんじゃなかったの?」
「うっせぇ、黙ってろ」
咥えたまま出された声に刺激されたのか、コックはぶるりと震えた。
負けっぱなしでなど、居られない。
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