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『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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*本誌で読んだ時、書いたは良いけど「書き抜き過ぎだ、もう少し整理したい」と思ったけれどどうにもならず(結局その後ずっと感想をさぼる事になった訳ですが)放っておいた物を今更ですがそのまま掲載します。775話の感想が、この回を受けているので。収録された76巻も発売されて久しいですし。


16年の間に何があったというのだセニョール…

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762話 白い町

扉絵:Vol.11「港町に行ってみる」

本編の前に:
・「コラソン軍」ってのもあったのかな、コラソン亡き後、四軍を三軍に再編したのかな、それとも特別幹部を頭に編成したのかな、と思いました。
・コラさんの残忍な所はドフィに似てる、マヌケな所はヴェルゴさん似だ…三人は幼い頃から一緒に育ってるから…という妄想が捗るぜ。ゴミの掃溜めの様な世界で出会ったドンキホーテ兄弟とヴェルゴ。10歳の父殺しの際も一緒に居たんだろうか。コラさんはヴェルゴに懐いていたかな、ヴェルゴはコラさんの声を聞いた事があるだろうか。などなど。

さて本編:
“北の海”「スパイダーマイルズ」ゴミ処理場倉庫:
・ファミリー13名でお食事中のドンキホーテ海賊団船長、ドンキホーテ・ドフラミンゴと対峙する白い町の少年、トラファルガー・ロー(10歳)
・コラソンはドフラミンゴの「大切な実の弟、切り傷一つでもつけた奴にはおれが死を与える」
・“珀鉛(はくえん)病”には伝染の噂があるが、中毒であり他人には感染しない。
・“フレバンス”から死体の山に隠れて国境を越えたロー。他に生き残りがいるのかどうかは、逃げるのに必死だったから分からない。

ドフラミンゴファミリーによる白い町の解説:掠奪しつつ。その頃ドフィはワインをお供にサングラスを外して『白い町 FLEVANCE』(右綴じの本。おそらく。縦書きなの?)を顔上に伏せて居眠り中。
・国民は皆裕福で町々はまるで童話の雪国の様に地面も草木も真っ白、この世とは思えない程美しい国「フレバンス」という国の全土を人はそう呼んでた。
・ある時国の地層から「珀鉛」という鉛の一種が発見され、それが幻想的な風景の源だとわかった。
・「珀鉛」からできる食器・塗料・甘味料・化粧品、“武器”までも、質の高い「珀鉛」の品々は世界中から買い手がつき、フレバンスの一大産業となった。
・目ざとい「世界政府」も商品を運ぶ運輸業に参入、「珀鉛」は底なしの金を生んだ。
・「白い町」は人々の憧れの国だったが、今はもうない。
・珀鉛産業が始まった100年程前、「世界政府」は国の地質を調査し、実はすでにその正体(=毒)を知っていた。
・掘り起こさなきゃさして害のない毒、だが取り扱えば人体を蝕んでいく。それを知っていながら目先の巨万の富に目が眩み「政府」と「国の王族」はその事実を隠した。国民達は何も知らずに珀鉛を掘り続けた。
・毒と言っても微量なのがこの事件の恐ろしい所。例えば一人の若者の体に“鉛”が溜まり続けたとして、そいつに子供ができた時、実は子供の寿命は短くなっている。さらにその子供が大人になり子供ができた時、もっと寿命の短い子が生まれている。代々寿命は縮み、やがてロー達の様に大人になる前に死ぬ世代が生まれる。
・世界がやっと「珀鉛」の有毒性に気づいた時には、もう手遅れだった。祖父母世代親世代子供世代、寿命のズレのせいで全世代似た時期に発病、肌や髪がみるみる白くなり、全身の痛みと共に次々と人が死んでいく。いかなる医者にもそれは止められなかった。
・本当の悲劇はそこから。
・国中同じ症状で死んでいく「白い町」の人々を見て、隣接する国々は「珀鉛病」を伝染病と思い込み、八方から通路を塞ぎ「白い町」に対し隔離処置をとった。王族達は政府の手を借り早々に国を脱出、国民は見捨てられた。他国での治療・移住を希望する「白い町」の出身者達は、まるで檻から逃げ出すモンスターの様に恐れられ、射殺された。“臭い物に蓋”とはこの事だ。病の苦しみなど所詮人ごと、実に人間らしい。だがフレバンスも黙っちゃいねェ。皮肉な事に“鉛玉”なら腐る程ある。ついには戦争が始まった。反撃という大義名分を得た諸国も容赦はしない。
・後はもう想像の通り。

ローの回想:
・「子供達だけは逃がしてくれるという兵士さん達が現れたの」とシスター。
・「妹が死にそうなんだ、今行けねェよ」と断るロー。
・「ロー、来ねェのか、一緒にいこう」「ラミだって後で助けて貰えるよ」「ウチ父様も母様も死んじゃった、でもおれに生きろっつってたから、おれ絶対生きるんだよ」口々に言う、元は上質だったと思われる揃いのブレザーを着た子供達。
・「ね?ローくん、この世に絶望などないのです。この様に慈悲深い救いの手は必ずさしのべられます」と涙ぐむシスター。
・ローの父は電伝虫に向かって叫んでいる。「医者が足りないんだよ!血液も何もかも!「珀鉛」を体から除去する方法は必ずある!感染もしない!政府はなぜコレを報じない!」
・「感染者2名駆除」と殺された父母。地に倒れているシスター、子供達。病床のラミと共に燃やされた病院。慟哭のロー。

・「白い町」フレバンスは、滅亡した。最期は、人の手によってな。10歳のガキがこんな体験しちまったら、そりゃァ人格もブッ壊れるわな。と語るセニョール、涙ぐむベビー5。
・「俺の親も妹も、教会のみんなも死んだのに、あんなバカが生きてていいわけねェ。黙ってりゃいい、誰も気にしねェ、クズ一人行方不明になっても」とゴミの山で新聞を読むコラソンを背後から刺すロー。
・しかしバッファローがそれを見ていた。「あいつ“血の掟”破った、くし刺しの刑だすやん。若様に報告するだすやん」


今回はですね。先ず扉絵捲って上半分、16年前のファミリー勢揃いに持っていかれましたですね。
・ヴェルゴさん海軍入りは15年前だからこの時はまだ居たよね、25歳。モネちゃん14歳はどこに居るのか。まだ加入前なのか。
・デリンジャーは0歳。哺乳瓶咥えてる。1歳に近そうだ。そんな頃からファミリーに居る。
・ラオGの帽子が可愛い。54歳だぜ?
・グラディウス17歳は食事中に死体の話をされて吐き気を催す繊細さ。
・45歳のジョーラさんもその後16年でどうしちゃったのといった感じではありますが、セニョール・ピンク!30歳!アスコットタイを捨ててスタイにした、煙草を捨ておしゃぶりにしたその理由を教えてくれ!
・強気に出たもののローに睨まれてバッファローに泣きつくベビー5ちゃんはほんとに可愛い…変わってない…

そしてですね。
・重い。完全なフィクション、だとは言えないから。
・珀鉛病について『事件』と表した所に注目。
・729話でドフィがローに撃ち込んだ物を、758話でローが「わざわざ鉛玉を…」と言っていたのはこういう事か。ローにとって鉛玉で撃たれるというのは、酷い記憶。


・次回は11日発売。(もう出ている。)


*2014年10月7日〜11日辺りで書いたと思われます。*
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