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『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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 すみません。682話ネタです。
(しかもドフラミンゴとヴェルゴ。おもっくそ捏造。)

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 *****
      



 俺たちは、乳兄弟の様なものだ。
 勿論、ドフィは旦那様の跡継ぎで、俺はしがない下働きの小倅に過ぎない。立場の違いなど、明白過ぎて考える気にもならない。
 それでも、ドフィと俺は、何時も一緒だった。一緒に悪い事をして、一緒に叱られて、一緒に笑って、一緒に泣いた。

 旦那様は立派だった。立派なボスだった。俺の父親が旦那様の盾になって死んだ時、俺の代わりに泣いてくれた。そこで俺の人生は決定だ。ドフィの、盾に。
 構わない。それで構わない。そんなのは、そうなる前から決めていた。自分で、決めていたのだから。

 俺は、ドフィが好きだった。
 ドフィも、俺が好きだった。
 それだけで、十分だ。

 明日俺は、三年後の海軍入隊を目指して、身を隠す。ドンキホーテ家との繋がりを完全に消さなければならない。正義? ハッ。そんなもん、糞喰らえ。俺は、ドフィの盾になる為に、海軍に入るのだ。そして、出来るだけの出世を。全ては自分で望んだ事だ。
 ただ、おおっぴらに会えなくなるのは、ちょっと、寂しい。
 俺は、ちょっとした感傷でもって、呼び掛けた。
「ドフィ、」
「その名で呼ぶなよ。もう、ガキじゃねぇんだ」
 ドフィは言った。そうか、もうドフィって呼んじゃ、駄目なのか。
 俺は、それを寂しく思って、ドフィを見た。俺のドフィ。
 サングラスの下で、ドフィがどんな目をしているのかは分からない。けれど。
「そうだろ? ヴェル」
 そう、ガキの頃呼んだ名で俺に呼び掛けたドフィの口角は、限界まで引き上げられていた。
 それは、ドフィが泣き出したい時の顔だと、俺は知っている。俺だけが、知っている。



 えーと。「ドフィ」の一言で燃え滾りまして。
 おっさんの青春が! 黒いおっさん達の、それでも光り輝いていた青春が!
 ばばばばばー、っと。今ぶつけないでどうするの! と、突発的に書きました。
 具体的な情景を描写出来ない自分が憎い。
 ヴェルゴの素敵なうっかりも盛り込めなかったなぁ。無念。

 15歳くらいですかねー、これ。
 他にも沢山あるんですよ、いろんな場面が。
 悪魔の実を食べた時の事とか。ドフィが初めて『ヴェルゴ』と呼んだ時の事とか。無事海軍に潜り込んで出世して、王下七武海となったドフィと本部の廊下ですれ違った時の事とか。再びドフィと呼んだ時の事とか。勿論、ローがやって来た時の事とか!
 かーっ! 滾るなぁっ!
 燃え滾りが持続していたら書こう。
 なんか阿呆ですみません…
 
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