721話 2013/09/18__00:00

（所用にて更新遅れました。）
　レベッカの過去。

・レベッカ、瞳に涙を湛えながら語る。「たった一人の家族だった母親を失ったその日から、兵隊さんに育てて貰った」「私にとって彼は親も同然の人」
・再開される予選、Dブロックに向かうレベッカ。

（レベッカの回想へ・約10年前からスタート）
・花を摘んで町で売る。貧しいながらも楽しい母娘二人の生活。
・リク王軍が村に火を放ち、王宮が燃える。この国で何が起きているのか、と涙を流しながらそれを見るレベッカの母。
・「お逃げ下さいスカーレット様」と庇われ、幼いレベッカを抱えて逃げるレベッカの母、スカーレット。
・母娘を襲うディアマンテに応戦する兵隊さん。
・二日食べずに花畑に身を隠すスカーレットとレベッカ。
・「おなかすいた」と訴えるレベッカを置いて食べ物の調達に行ったスカーレット。
・事切れたスカーレットを「守れなかった」と連れ帰る兵隊さん。
・すぐ傍まで迫る追っ手を、母の調達したパンと肉、その結果としての母の遺体に慟哭するレベッカの口を「すまない」と詫びながら塞ぐ事でやり過ごす兵隊さん。
・兵隊さん、頭に小石をぶつけられる。
・簡素な墓（ただの棒である墓標と花）の前で泣きながらパンを食べるレベッカに、兵隊さんは語る。
・スカーレットは昔、偉い人だった。新しい国王は、昔の偉い人達をみんな捕まえてしまおうとしており、スカーレットの血を引くレベッカも捕まえるつもり。
・「キミの母さんは守れなかったが、命に換えてもキミの事は守りぬく」「キミがいつか幸せになれる日まで、私はずっとそばにいる」
・「お母さまがいい」「お母さまを守れなかった兵隊さんなんてきらい」と泣くレベッカに、体を崩して笑わせようとする兵隊さん、敢え無く失敗、泣かれる。
・「おうちへ帰る」と言うレベッカに「町にも家にも新しい王の仲間達が張り込んでいる」と止める兵隊さん。
・町ではドフラミンゴが演説中。「過去何百年貧しい国を営み続けたリク家の王族」「終いにゃあ私欲が為国民から金品を奪う浅ましさ」「おれはこの国に“富”を与える」やんやの喝采。大人気。
・「金が必要」と働く兵隊さん。
・レベッカを救う為、野犬の群れと戦う兵隊さん。
・レベッカを笑わせようと試みる度、驚かれ怒られ泣かれ、失敗する兵隊さん。
・「兵隊さんは〜勇敢で〜いつでもきみのーそばにいるー」と歌う兵隊さん。
・「ブリキの体じゃ何も感じないが」「（レベッカは）寒いだろうな」と案じる兵隊さん。
・兵隊さんの手を取り「あったかい？」と訊くレベッカに、「ああとても暖かい」と応える兵隊さん。
・リク王軍に焼かれ住人の減った村の空き家をレベッカに宛てがう兵隊さん。
・村では人目もあるので「オモチャの法」を守らねばならない。
・「お前が寝入った夜中「オモチャの家」へ行くが起きる頃には必ず戻ってる」「いつもそばにいる証拠に毎朝新しい花びらを１枚窓のスキ間から落とそう」
・労働したりレベッカと過ごしたり、子供やオモチャと遊ぶレベッカを見守ったり、レベッカを苛める男の子やレベッカに懸想する男の子を殴ったりする兵隊さん。
・レベッカが身なし子だと知った悪党がレベッカを攫う。レベッカを助ける為悪党を撃った廉でおたずね者になった兵隊さん。
・「私いつか兵隊さんと同じ家に暮らしたいな」と言うレベッカに、戦い方を教える兵隊さん。「いいよ兵隊さんがいるもん」と断るレベッカに「私の身に何かあった時どうする」と言う兵隊さん。「お母様が人を傷つけちゃダメだって」と言うレベッカに「お前が傷つかない方法を教えるのだ」と言う兵隊さん。

・「ずっとそばにいてくれて何度も何度も守ってくれた」「死なないで兵隊さん」「私だって」「負けない」とレベッカ、リングに登場。

・コンパクト且つ豊穣な回想。全部大事な気がして抜粋出来ず全部書き出しちゃったよ。
・この際、公平じゃない実況ギャッツさんの煽り文句も全部書き出しちゃえ。
「さァ来るぞ!!」「準備はいいか!?皆の衆!!」「当コロシアムきっての美少女剣闘士!!!“幻の王女”!!!」「こんなにも会場を熱く沸かせる選手がどこにいる!!?」
・そして会場からは大ブーイング。「くたばれレベッカ」「今日こそ斬られろ」「リク王の一族」「人でなしの一族」涙を堪えるレベッカ。
・弁当おごってくれた「すげェイイ奴」がこんなにも嫌われている事にご立腹のルーシー。囚人仲間が教えてくれる。「レベッカのじいさんはかつて国中の恨みを買った“先代国王”なんだ」

・兵隊さんより小さかったレベッカが、兵隊さんより大きくなるまでの、長い期間（但し10年未満）を都合12頁で。
・おなかすいたと訴えたら母が死んでしまった。だから空腹であるとは言えないレベッカ。（助けてと言えなかったナミさんを思い出す。）
・速さで負けた事を驚かれてるんだから、速さには定評がある訳だ。（720話）
・護身術、としての戦い方を兵隊さんに教えられ身につけたレベッカ。傷付けるより傷付かない事に特化した戦い方だったんだろう。
・（恐らく）ディアマンテに捕まり、コロシアムの囚人剣闘士になる。
・「無敗の女」（704話）
・「1000勝できりゃあ自由の身」「100回も殺し合いをすりゃ死ぬ」（720話）
・すばしっこいけど弱い、けれど無敗。半裸も同然の格好をした、見目の良い、仇敵の血を引いた女。1000勝はしていない。殺し合いは100回未満。「子供」「警察」「海兵」は立入禁止のコロシアム。
・ということは…
（やっべ、すっげー下衆い想像した。）
（逃げ回る嫌われ者レベッカを追い詰めて捕まえた対戦相手は“小さな死”を与えられ、結果レベッカは無敗の女、みたいな）
（公開レイプショーを楽しむドレスローザ国民の下衆さよ！）
（すんません。下衆いのは、こんな感動回想回を読んでそんな想像する私です。）
（そんな成人男性向き薄い御本はまだですか）
（待ってないよ！）

・普通に、兵隊さんはレベッカのお父さんですかね。

　次号休載。次回は30日かな。