『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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ジャケットは脱ぎ、椅子の背凭れへ。カフスのボタンを外し、肘の上まで袖を捲る。エプロンを着用する。
水跳ねなど無様な真似はまずしないが、念の為。さあやるぞ、という気分の演出には良い儀式だ。
粛々と皿を洗う。今日も食わせて満足させてやれた、幸せに感謝して。
ところでそれを眺めて酒を飲む不心得者が居る。背中に視線が刺さって痛い。用があるなら声を掛けりゃ良いのに、只々酒を飲んでいる。痛い程の視線を寄越しながら。
皿洗いが終わった。酒飲み剣士の相手をしてやるに吝かではないが、自分から声を掛けるのも業腹だ。などと思いつつシャツの袖を伸ばしながら振り向くと、目の前に件の剣士が居て驚いた。
「な、なんだよ」
「そのままで」
「は?」
何を言われたか飲み込めないでいるうちに、長袖に戻った方の腕を取られ、袖口をぐっと引き上げられた。肘の上でシャツの肘先部分が皺苦茶に寄る。
「なんだよ」
再び露わになった肌を、するすると撫でられる。
「だから、なんだ、って」
問い掛けても武骨な手は俺の肌を撫でるままだ。
指が、軽く曲げられた俺の肘で、止まった。骨の尖った所をぐりぐりと押している。握った俺の手首を動かして、肘の角度を変えながら、執拗にそこをぐりぐりとする。
「…なにしてんの」
俺の肘ってなんか変?
少し不安になってきた所で、腕がぐいと持ち上げられて、俺の肘が剣士の口の中に納まった。戦闘ともなれば刀を咥える、頑丈なそこに。
「!?」
元々熱を放つ様な所ではないし、水仕事の外気に触れていたから冷えている。そこを、熱い、ゾロの口内に取り入れられ、熱い、ゾロの舌で舐め上げられた。
熱い。
俺が驚き過ぎて声も出せないで居るのを良い事に、ゾロはエスカレートしていった。
じゅぶじゅぶと唾液を沸き出させ、俺の肘を嬲る。恐らく鬱血の痕が残る程にちゅうと吸い上げる。目を軽く閉じ荒い息で口をもにもにと動かしている。
その表情は恍惚としており——紛う事無き変態だ。
ひょっとして、と視線を下げれば、ゾロの股間はしっかりと主張しており更にゾロは片手でそれを弄っていた。何だか腰も蠢いている。恍惚の表情で俺の肘を舐めながら、自分で!
眩暈がした。
ゾロの口も手も腰もその動きをエスカレートさせていく。
う、とゾロが喉の奥で呻き、それらの動きが止まった。
俺の拘束は解かれ、満足したのか、ゾロは呼吸を整えると何も言わずに出て行った。
手酷くレイプされた心持ちがして、ただ肘を舐められただけだ、普段はもっと凄い事してるじゃないか、と思えば尚更居たたまれず、俺はそれを呆然と見送った。
暫く肘を出す格好を出来なかったのは当然だと思う。
20130905,0910
*フェチってこういう事ですか?ん?
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