『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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「うふふーウソップー」
酒臭い息を撒き散らしながら、ナミが後ろから抱き付いて来る。でかくて柔らかい胸を俺の肩甲骨に押し当てて。
「お前飲み過ぎだ。酔っ払い。少しは自重しろ」
「やーよー」
回された腕が俺の首を絞める。
「う…苦じぃ…」
「あははーごめーん」
陽気に笑ったナミは、腕の力を弱めて、俺の耳を齧った。
「痛ぇって」
「ふふん」
耳の穴に直接吹き込まれ、次いで舌まで差し入れられる。ぴちゃぴちゃという水音が、俺の脳を融かした。
「お前、分かってやってんの?」
「なにをー?」
「俺が男だ、って」
「しってるわよー?」
「こんな事されたら、どうなっちまうか」
「しってるー」
「して欲しいんだな?」
水音が止んだ。胸も腕も、僅かな緊張を隠せていない。蓮っ葉な振りをした、未熟者め。
「そうよ」
声まで震えて。
「してよ、ウソップ」
「優しくなんか、出来ねえぞ?」
「そんなの、要らない」
体を向き合わせて、抱き締める。でかい胸。邪魔だ。体がぴったり沿うのを邪魔する。抱き締めたまま体幹を擦り付ける。柔らかい胸が、潰れる。
それは酷く魅力的で、単純に雄の部分で流されてるみたいで、酷く心許無い。
「もうちっと魅力のねぇ体なら良いのに」
「なにそれ。不満だっての?」
「不満に思う所がねぇのが、強いて言えば不満だ」
「なによそれ。しゅーちゅーしろ」
頭を抱き抱えられ、顔が胸に埋まる。
甘い吐息が旋毛にかかって、流されるんでも自発的に飛び込むんでも、やるこた同じだ、えいままよ。という気分になった。
俺を窒息させようとする胸を、食む。
「んんっぁ」
艶めかしい息を吐いて、ナミは言った。
「キス、しないの?」
「して、いいのかよ?」
「してよ」
顔を上げ、唇を寄せる。鼻が頬を突ついたのに笑いながら、キスをした。
柔らかな、唇。震えている。
この唇で、強がって、嘘を吐いて、強情な仮面を被り続けたんだな。そうしなければ、生きてこられなかったから。
「もう、嘘吐く必要なんてねぇだろ」
アルコールなんて直ぐに分解しちまって、碌に酔いもしないくせに。酔っ払った振りでもしなきゃ、男一人誘えない。
「嘘は…あんたの専売特許でしょ…」
俺の弄る手に反応する、体は素直なくせに。
俺を助けてくれた様に、俺も助けたいんだ。
助けが必要な時は、助けを求めて良いんだ。
大丈夫だ。
俺は頼りないかも知れないが、俺だけじゃねぇ。この船には、お前を守りたい奴らしか居ない。
仮面を棄てろ、と思いを込めて、唇を体に落としていった。
その度ナミは体を震わせる。ちゃんと感じてるか?伝わってるか?
下着に手を掛け、全て脱がせた。ナミの手も、俺の身につける物全てを取る。
全裸で、隠す物も隠す所も、もう何も無い。
「あんたが好きよ?ウソップ」
「…嘘、か?」
「もう、嘘は吐かなくて良いんでしょ?」
ナミは俺に体を預けた。体温が重なり、融け合う。
「答え、は?」
「好きだ、ナミ」
「嘘はあんたの専売特許ね?」
ほらまた震えて。
「お前に嘘は吐かねぇよ」
安堵の笑みに輝く顔が見れるんなら。
本格的に集中しようと、自発的に飛び込んだ俺を、ナミは受け止め、俺は溺れる。何の不満も抱かせない体。
もう仮面は棄てたろう?艶やかに喘ぐその声も、嘘じゃないだろう?
溺れて溺れさせて、二人で快楽の海に沈んで、浮上して。
腕の中でナミは言った。
「あんたやっぱり嘘つきよ」
「ん?」
「すっごく、優しかった」
照れる。そんな可愛い笑顔でそんな事言われたら、照れる。
つーか、馬鹿。優しくしなかったら俺の命がねぇだろ。この船には、お前に優しくしてやりたい奴らしか居ないんだ。
照れ隠しに、鼻で頬を突ついて、キスをした。笑いながら。
20130502,0508,0609,0626,0627
*基本的にルナミ推奨です。ウソナミはこっそり好き。すっごく可愛いと思うんだー。ゾロナミはナミさんが乙女になり過ぎるきらいがあると思うの。この二人は、愛はあるけど忌憚遠慮容赦無し、が良い。サンナミなら淫乱が良いですね。(え
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