『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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幾度か遂情させられて猶、ゾロの下で揺すぶられながら、ふと我に返る。
これに何の意味があるのか。
幾度も遂情して猶、眉間に皺を寄せて腰を使っているゾロに、問う。
「なあ、俺たち、何でこんな事してんの?」
「気持ち良いからだろ」
潔い。いっそ清々しい程の即物さだ。はっ、と乾いた笑いが思わず漏れた。
「良くねえか?」
戸惑った様に問われた。意外な声色に返せないでいると、再び問われた。
「気持ち、良くねえか?」
「…見りゃ分かんだろ」
呆れる。さんざ乱れさせといて、その質問か。
「俺のがよっぽど善がってる。気持ち良いに決まってんだろ」
そうだ。気持ち良いから。意味なんて、それだけ。気持ち良くなけりゃ、しない。
心と体は不可分で、体だけ、なんて嘘だ。体だけの気持ち良さなんて、有り得ない。
自分だけが気持ち良くても、相手がそうでなければ、本当の気持ち良さになんて辿り着けない。
相手を気持ち良くさせたい。
それで自分が気持ち良くなれる、それが本音だとしても、それは建前だとしても。
その気持ちこそが、その意味だろ?
「愛してんぜ?クソ剣豪」
動きを止めたゾロの顔が、見る間に朱に染まる。
「…バカヤロ」
ゾロは照れ隠しみたいに一層励んだ。
頑張れよ? 気持ち良くなきゃ、おしまいだもんな?
だとしたら。俺は精々善がって、煽ってやる。
それで、お互い気持ち良いなら。
それが、こんな事を続ける意味だ。
20130118,0203
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