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『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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*一幕エロ

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 奴は時々俺の寝床に潜り込む。擦り寄ってそのまま寝付いてしまう奴に、そりゃ初めは驚いた。しかし冬島の海域で酷く冷えていた所為だろう、人肌は心地良く快眠を誘った。少々狭いぐらいで他に害もない。二度三度とその機会が訪れても、俺は特段拒否しなかった。冬島海域を抜けて多少暑苦しいと思っても、抗議は朝になってからで良いかと思ううち眠りは訪れる。朝になれば奴は誰より早く起きて自分の仕事にてんてこ舞いだ。抗議する意思も忘れてしまう。そうして奴の不思議な添い寝癖は度々発揮された。
 その内、もぞもぞごそごそ、俺の股間を弄ったり咥えたりする様になった。そりゃ初めは驚いた。雑魚寝の深夜、大声を出す訳にいかない状況で、急所を握られた上で。絶え間なく与えられる快楽に、強く拒否する事など出来なかった。尻にでも手が伸びたら即座に蹴り出す心算はしたが、奴はただ俺に快楽を与えるだけだった。
 何度目か、数えるのも忘れた頃。奴の股間に手を伸ばした。一瞬触れた手は、確かに張り詰めた感触を感知したが、それは直ぐ奴の手に振り払われた。
「何だよ」
「余計な事すんな」
「何でだよ」
 頼んでしてもらっているのではない、奴が勝手にしているだけだ。けれど、快楽を感じているのは間違いない。このままでは借りが嵩む様で、嫌だった。再び奴の股間に手を伸ばすと、今度は手首を掴まれた。節張って力強い、働き者の手だ。
「お前は、しなくて良いんだよ」
 片手は力強く俺を制し、もう片手は柔く俺を快楽に突き落す。抵抗する意思は溶ける。それを機敏に感じとった奴は俺の拘束を解き、口も使い始める。奴の急所を掴む筈だった俺の手は奴の髪を握り締め、快楽に耐える。耐える筈が、髪を掴んでいる事実さえ快楽の一部になっている。


20150104,0122,0908

*何か更新を…とファイルを漁り、書きかけのを練ってもう少しどうにかしたかったけれど…力尽きました。
 なんかこういう、向き合わずに肉欲に逃げる感じのサンジさんが好きだ。ゾロにどうにかしてやって欲しい。掴めよ、ゾロ。
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