『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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煙草を口に運んだ手を取られ、開かれている胸元に運ばれた。掌をぺたりと胸の中央に当てられる。発達した筋肉の狭間、熱を発して吸い付く様な肌。
「ここの奥が、熱ィんだ」
目を逸らさずに告げられる。
「ゆるゆると握られてるみてェに、痛くて、苦しい」
手首を掴んだ手は、熱く、力強く、しかし微かに震えている。
「お前そりゃチョッパーに診せねェと」
煙草を落とさない様に言う。
「診せた。問診の結果、医者じゃ治せねェそうだ」
「不治の病か」
「そうだな」
「ご愁傷様。死に至る病か」
「お前次第、だな」
その病の名を、分からない程野暮じゃない。
俺がお前の、その病の特効薬になるとは思いもしなかったけど。
「参った。こんなんになるなんて」
心底参った顔をして、俺を見る。
「俺に、どうにかして欲しいのかよ」
「他に、方法が無ェんだと」
煙草は口から引き抜かれ、床に落とされ無惨に踏み潰された。
手を引かれ、腕を背中に回される。
抱き締められている。
「こんなんで、足りんの」
「薬には致死量ってのがあるから、いきなり過剰に摂取すんなってのが、チョッパー先生の処方だ」
顎を肩に乗せたまま、唇を寄せる。こちらを向いた唇は、薄く開いている。更に唇を寄せると、舌が絡んだ。
一度だけで解いて、言う。
「殺してやろうかと思ったのに」
「追々で、頼む」
赤らめた目元で言う。
俺もまだ死にたくねェんで。
とは、言わないでおく。
同じ病を同じ薬で緩和して。
20140910,0923
*チョッパー先生もやるな、って話(え
どんな問診したのかしらね。覗きたい!
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