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『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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もうちょっと長い物語の、一場面であるべき一幕

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 なんか、凄い事を言われた、気がする。
 思いっきり、動揺した。
 言い放ったゾロは、泰然とした顔をしている。
 俺ばっかり動揺してるのは、何というか、まあ、悔しい。一泡吹かせたい気にもなるもんだ。
 いや、本当の事を言うと、ちょっと、本当の事を言ってみたい気になった。
 どうせこいつには分かりゃしない。ちょっとだけ。ちょっとだけ、本当の事を。

「なあ、俺、そんな事言われたら、お前の事、好きになっちまうんだけど?」
 困惑か動揺が誘えると思ったのに、ゾロは、鼻で笑った。
「良いじゃねぇか。好きになれよ」
 駄目だこいつは。無頓着過ぎる。
「あのなぁ。お前が思ってる様な“好き”じゃねぇよ。もっと、何つーか、こう、邪なヤツだ」
「俺がどんな“好き”を思ってるって? ヨコシマってなぁ、何だ」
 俺は溜息を吐いた。誠に遺憾ながら、説明してやる他なさそうだ。
「だから…友情とか、親愛の情とか、そういうんじゃなくて…、もっと、欲望の…」
「何だよ、歯切れ悪ぃな」
 言い辛いから言い淀んでいるのに、ゾロの言い様に腹が立った。
「だからっ! 抱き締めたりキスしたりヤりたくなったりする“好き”だよっ!」
 思わず怒鳴った俺に、ゾロは実に良い笑顔を向けた。
「良いじゃねぇか。好きになれよ」
 え? それ、さっき聞いた。て言うか、意味分かって言ってんの?
「早く。好きになれよ」
 え?
「好きになったか?」
 ええ?
「まだか? ほら、早く」
 えええ?

 結局俺は、躙り寄ってきたゾロに押し倒された。



 ゾロはサンジに何を言ったのか。それがどうにも思いつかなくて…。

 このゾロは、天然誑しでわりかし素直。

 なんだよいちゃいちゃしやがって!

 いつか改稿したいです。
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