『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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6月4日付『髪』続き
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顔に似合わず、スキンシップの好きな奴だ。
寄ると触ると喧嘩している俺の髪ですら、触りたがる。
「綺麗な髪だね」
よく言われた。よく手を伸ばされたし、よく触られた。
そんな事が続けば、自分の髪には価値があるらしいと、思うのは自然だ。
金色で、さらさらしていて。
愛されるのは嬉しくて、手入れを怠る事は出来なくなった。
ご多分に漏れず、あいつもそうなのだと、思った。
金髪好きってのは、世に一定の割合で居るらしい。
この船のその割当があいつってのは気に入らねえが(どうして麗しのレディじゃないんだ!)、髪を触るくらいの事、拒否するのも大人げない。減るもんじゃ無し、許してやっている。レディの前で触ろうとした時には蹴り飛ばしてやったが、そうでなければ、——二人きりならば。
実は、髪に触られるのは嫌いじゃない。というか、寧ろ好きで、どうにも頬が紅潮してしまう(だからレディの前じゃ断固拒否だ)。
しかし解せない。さらさらの時に触ろうってんなら、理解してやらん事もないのだ。男が男の髪を触るのを好んだとしたって。
それが美しく手触りの良い状態なら。
陽の光が透けて綺麗だそうだから、陽に翳してみたいとか。よく言われたもんだ。
なのにあいつは、風呂に入る直前の髪を、好んで触る。
潮風とか跳ねた油とか汗とか皮脂とか埃とか、そういったもので汚れて、わりとごわごわしている髪を、深夜に、触りに来る。
確かに昼日中じゃ、他のクルーの目もあるから、俺は蹴り飛ばすしかないのだが。
(でも昼日中だって、他のクルーの目を盗んですれ違い様髪を掻き混ぜていったりもするのだが。)
これがイイのだと、どうにも面映い手つきで、触る。
理解し難い。
けれど、触られて嬉しくなる自分も居るのだ。困った事に。
20130603,0614,0615
ウソ「なあ、アレでデキてないって、信じられるか?」(小声で)
ナミ「うっそ!デキてんでしょ?」(思わず大声を出しかけて、慌てて小声に)
ロビ「デキてるつもりは無いみたいよ?」(いつの間にか現れて)
ナミ「うっわーなにそれー」(棒読みで)
ロビ「ねぇ?」(小首を傾げて)
ウソ「なぁ?」(肩を竦めて)
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