『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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夜陰に紛れて襲撃して来た、身の程知らずの海賊船を返り討ちにした。肉体は少々疲労し、神経は少々昂った。
深夜。一日の仕事を終えて、キッチンを後にする。予定外の戦闘で、こんな時間にまでずれ込んだ。
このまま男部屋で眠るのは、少々難しい事の様に思われた。
俗に言う、疲れマラというやつだ。
若い肉体を、苦々しく思う。自ら慰めようと、倉庫に入った。
先程まで厚い雲に覆われていた満月が、今は姿を現し、甲板を煌々と照らしている。そのおこぼれが、小さな窓から己を照らす。
ベルトを弛め、ボタンを外し、ジッパーを下ろし、下着をずらす。
自分の手は、こんなものを扱く為に有るのではない。忌々しく思う。思うけれど、どうにもならない。
ぷくりと浮かんだ先走りが形を崩した頃、倉庫の扉が開いた。半分閉じていた目が、月光に浮かぶ影を捉える。
「何してる」
「見りゃ分かんだろ。とっとと出てけ」
野郎に見られた所で、どうという事も無い。
手を止める事無く、言い捨てた。
月光が遮られ、扉の閉まる音がした。
ほっとした。
いくらなんでも、この先は見られたくない。
しかし、次いで聞こえて来た音に、たじろいだ。
ごつチャ、ごつチャ、と、重いブーツの足音と、刀の触れ合う音。
目を開けると、奴の顔が目の前に有った。
「手伝ってやるよ」
言うが早いか、奴の顔が沈み、俺のモノを咥えた。先の戦闘で、大事な刀を咥えていたその口で。
「なっ、何しやがる!」
思いがけない感触に、腰が引けた。
その拍子に口から外れたモノは、既に奴の唾液を纏い、夜気に震えた。
「見りゃ分かんだろ」
奴はそう言って、再び咥えた。
舌を這わせ、吸い上げ、俺を追い詰める。
追い詰められた俺の手は、自分のモノから奴の髪に、知らぬ間に移動していた。
鮮やかな色の短い髪を掻き混ぜる。そうせずに居られない。
奴の頭部が上下しだして、理性も意識も曖昧になって、爆ぜた。
我に返って目を開けると、そこには、白濁でぬらりと光った奴の唇と、嚥下に上下する喉仏が見えた。
「お前っ!!」
飲んだ? 飲むか? 普通、飲むか?
さっきまで俺を舐っていた厚い舌で唇を舐めると、その唇は悪そうに笑んだ。
目の前で起こっている事が、現実と思えない。目が離せない。
「苦ぇな」
少し眉を顰めて言う。
嚥下し損ねた白濁が、口の端から零れている。
それを舌で舐めとりながら。
「だが、悪くねぇ」
そんな事を。
するなんて。言うなんて。
「俺のも手伝えよ」
そう言って、カチャカチャと音をさせ前をくつろげる。
呆然としたまま視線を音の元に動かすと、そこには立派に岐立したモノがあった。
「え」
何でそんなになってんの? 俺、これを咥えるの? そんで、飲むの?
「手でも構わねぇよ」
声に出した覚えは無いが、俺が怯んだのを感じ取ったか、右手を取られて、導かれる。
熱かった。
奴の左手は俺の右手を包んだまま、自分のモノに沿わせて上下している。
奴の右手は、俺の後頭部に沿って俺の髪を乱している。
徐々に荒くなる息を、左耳で聞いた。俺の額と奴の鎖骨が、擦れた。
何だよ、これ。俺、抱き寄せられてんの?
手の動きと吐息が激しさを増し、俺の右手がぬらりと濡れた。
出してしまえばもう用は無いだろうに、奴は暫く同じ姿勢のまま動かなかった。
右手と頭を押さえられている俺は、当然動けない。
後頭部に一際強い力を感じると、左耳に一際大きい嘆息を感じた。
奴は体を離し、扉を開けて出て行った。一度も振り返る事無く。
だから、奴がどんな顔をしていたのかは分からない。俺がどんな顔をしているのかも、知られていない。
白濁に塗れた右手は、再び俺を昂らせるに充分だった。
20120402,0607,0926
えろいやつを書いてみたかったんだと思う。
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