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『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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10月10日付『恋人みたいに』続き

*現代パラレル
*性風俗産業従事サンジと客ゾロ
*サンゾロだと思う。或いはリバ。ご注意!
*性風俗産業については嘘っぱちですよ。

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 *****
      



 つい、本名を名乗ってしまった。
 切なげに呼ばれた名前が鼓膜を揺らし、体が熱くなった。
 仕事なのに。

「恋人みたいに」というオーダー。

 仕事はきっちりと。
 気持ち良くさせるのが仕事だ。それに、そうしてやりたい。そんな気が沸々とわく。
 裸で抱き合ってキスしただけで、結構な昂りだ。
 キスをしながら脇腹を撫でる。掌で確かめる肌は、どうやら愛撫には慣れていない。「される」経験値は低いんだろう。その代わり、俺の手の動きに呼応するかの様に動くゾロの手は、大分手慣れている。女性の性感帯を彷徨いがちだから、別にゲイって訳じゃないんだろうと思う。ましてや童貞なんかじゃない。
 じゃあどうして男なんて買いに来たんだろう。本当に何かの罰ゲームなんだろうか。

「ん、…ん」
 控えめに漏れる声はお互い様だ。俺も大分気持ち良いけど、ゾロも感じてくれてるみたい。
 ざりざりと擦れ合う陰毛の間で、性器同士が触れて転がる。キスだけで大分昂っていたゾロのそれはもう熱くぬめついている。
 筋肉の発達した体を掌で堪能して、そろそろと尻を撫でると、緊張が如実に伝わった。尾てい骨の窪みを通って指を埋めていくと、緊張は更に深まる。
 左手で、右の尻肉を鷲掴み、溝を広げる。
 ゆるゆると右手の中指を沿わせる。
「ふ…ふ、ふ…」
 ゾロの呼吸が短く浅くなった。
 ちらと顔を覗き見ると、目をぎゅと瞑って眉間には深い皺だ。尻肉は元々より固くなり、これじゃどうやら無理だろう。

 俺はゾロの眉間にキスを落とす。
 は、とした様に目を開けたゾロに微笑む。
「入れるだけが、セックスじゃねぇだろ?」
 頭を下にして、少し力を失ったゾロのものを口に含む。舌を使えば直ぐに力を漲らせる。
 やっぱりバックバージンだな、失いたくもないんだろうな、と思いながら玉を揉み蟻の門渡りに指を這わすと、腰を持ち上げて引っ張られた。
 唾を飲む音がして、俺のものがゾロの口に含まれる。
「無理しなくて、良いんだぜ?」
「一方的な奉仕は、恋人同士のセックスじゃねぇよ」
「あ…」
 力強いフェラチオに、腰が熱く震える。うっかりすると負けそうだ。

 ゾロの腰が動き出して、俺もちょっとヤバくなった頃、ゾロは俺を引き剥がした。
 くるり、と上下を返される。
 目の前に現れたゾロの顔は切羽詰まっていた。
「もう、ヤベェ」
 限界みたいな二本をまとめて握られ、空いた手は背中に、さっきまで俺のを咥えてた口は、さっきまでゾロのを咥えてた口に。
 抵抗無いのか、抵抗感を忘れるくらい夢中なのか、ちょっと苦い舌同士を絡め合って腰を振る。
「も、出る、…ん、…っ」
 ゾロの白濁で滑りが良くなって、余韻で動いていたゾロに導かれて俺もフィニッシュ。
「ハァ、…ハァ…」
 湿った荒い息を塞ぐ様に、キス。
 隙間無く抱き合って、キス。
 普通の、恋人みたいに。



20131012,1025,1026,1028

*突っ込んでない場合、表記はどうしたら良いものか。独断により『サンゾロだと思う。或いはリバ』としましたけれど、不快だったらごめんなさい。
*明日もこれの続きです。
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