『ONE PIECE』の腐妄想(主に戦闘員×料理人)や感想など*大人の女性向け腐要素満載
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11月10日付『その先 4』続編(初回:11月7日付)
*若干生々しい感じ(の、エロ)になっております(ほんの若干、だと思うんですけど)。注意書き忘れておりました。お嫌いなのにうっかり目にされてしまった方、いらっしゃいましたら申し訳ありません。(11月13日記)
*若干生々しい感じ(の、エロ)になっております(ほんの若干、だと思うんですけど)。注意書き忘れておりました。お嫌いなのにうっかり目にされてしまった方、いらっしゃいましたら申し訳ありません。(11月13日記)
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完全に雪崩れ込んだ。
シャツが邪魔だ。捲れ上がったシャツ同士が、互いの体を遠ざけている。
もっと、近くへ。
ゾロの肌を這い回っていた掌を、未練はそのままに引き剥がす。ボタンを探って、外す。もどかしい。五つ全て外して前をはだけると、ゾロのシャツを勢いよく引き上げた。
俺の肌を這っていた唇が離れて、シャツに隠れる。急いで引っぱって、放り投げる。直ぐに現れたゾロの唇は、また直ぐに俺の肌に着地した。
もうすっかり興奮している。お互い様だ。昂り同士が擦れ合う。
妙な感触に、一瞬眉を寄せる。
でも。
もう駄目だ。
引き返せない。
ぐい、と押し付けるようにすれば、押し付け返される。
お前も、もう、駄目だな?
引き返す気なんか、無いな?
頭をゾロの肩に凭れさせたまま、ベルトを外す。微かな金属音が、耳につく。俺の体から外されたゾロの手も、同じ辺りをもぞもぞと動いている。
一足先にボトムを落とした。下着は既に濡れていて、最早邪魔な布でしか無い。早く取り去ってしまいたい。
そして、その先へ——そして、その先は?
裸の男が二人抱き合って、それで?
俺は間違っていないだろうか。
ゾロを、見る。
目が合うとゾロは、唇を俺の瞼に落とした。
目を瞑る。柔らかな温かみを、瞼を通して眼球で感じる。それは信じられる温もりだ。
たとえそれが間違いだったとしても、構わない。
ゾロが俺の下着に手を伸ばし、引き摺り下ろした。
20121109-
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